常識って何?
最近、
「常識って何だろう?」
と思うことがあります。
例えば、
学校に行く、会社に行く、結婚する、
これらは、現代の日本では多くの場合、
「常識」として考えられています!
なので、そうしていない人は、
どこか、「変わった人」として見られがちです。
でも、考えてみたら、
今ある、学校制度、資本主義、結婚制度は、
ここ数百年のなかでできたものです。
現在の人間のルーツとされるホモサピエンスが誕生したのが、
数万年前とも数十万年前とも言われています。
数万年・数十万年のなかで、ほんのここ数百年で決まったことが、
(割合でいうと、0.1~1%)
はたして常識と言えるのでしょうか。
ですので、一度、常識と言われるものを疑ってみて、
本当に必要だと思えば、そのまま続ければいいと思いますし、
「そうじゃないかもしれない」と思ったら、
常識とされるやり方とは違う方法を、考えてみてやってみる
ことも、大切ではないでしょうか。
東京大学の名誉教授の佐伯胖先生が書かれた
『「わかる」ということの意味』の本のなかで、
学問とは「本当だとされていることを学ぶことではなく、
自分自身で、本気で「何が本当なのか」と問うこと、
問い続けることにあることに気づいた、
と書かれています。
「こどものお金の学校」も、
単にお金の知識を教える場ではありません。
自分は何をしたいのかということを、
お金の流れと繋げながら、
考えていくことを大切にしています。
常識だからそのままそうするのではなく、
自分にとって必要なこと、必要な生き方を、
問い続けることが大切なのではないか、
と思うのです☆