日本初の売上30兆円!
トヨタ自動車の2019年3月期の決算が発表されました。
売上が日本初の30兆円、営業利益2.5兆円です。
日本の国の収入が約60兆円なので、
一企業の売上がその半分の30兆円というのは、
すさまじい金額ですね。
豊田章男社長は、決算説明会で、次のようなことを言われました。
トヨタのぶれない軸は「TPSと原価を作り込む力」
TPS(豊田生産方式)は、モノづくりの力で、
改善しつづけることこそが、イノベーションであり、
持続的成長を支える競争力の源泉である。
これからは、
「変えていくものと、変えてはいけないもの」がある。
変えてはいけないものは、
車はリアルの世界であるということ。
安心・安全という「リアルの力」
変えていくものは、
CASE(持続性・自動運転・共有・電動化)への取り組み。
車だけを作る時代から、
車を含めた、街全体、社会全体を作る、
「モビリティーカンパニー」への変革。
そのためには、
他社と協調し、仲間づくりが必要。
よいと思ったらやってみて、
違うと思ったら引き返す。
やってみながら考える。
トヨタは大丈夫と思う空気が、
一番の危機。
また、副社長の小林さんは、次のようなことを言われてました。
常に原価低減を考える。これは、単なるコストカットではない。
共に考え相談しながら進めていく。
原価低減には、マインドが大切で、
事務所の鉛筆1本から意識したりと、
全社員のマインドが大切。
以上です。
とにかく、これだけ売上や利益があっても、
まったく慢心することなく、常に改善していく姿勢が、
トヨタの強みであり、トヨタの文化だと感じました。
そして、その文化をつくったのが、
章夫社長の報告のなかにも出てきた、
2代目の社長、豊田喜一郎さんです。
これだけの企業の礎をつくった、
豊田喜一郎さんの「生き方とお金」を学ぶ
講座を開催します。
親子・こどもたち向けに開催しますので、
興味のある方は、是非、一緒に学んでみましょう☆
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