お金は借金から誕生する☆

お金は誰が作って、
この世に誕生させているのでしょうか?

 

このように聞くと、
「日銀(日本銀行)?」
と答える人が多いですね。

 

日銀の役割は、次の3つがあると、
学校で教わりました。

「発券銀行 ・政府の銀行 ・銀行の銀行」

 

ですので、お金をこの世に誕生させているのは、
日銀と思うのは、当然かもしれません。
僕もずっとそう思ってきました。

 

答えの前に、もう少し質問を続けますね。

 

みなさんのお財布に入っているお札、
日本中のお札を合計すると、
いくらになると思いますか?

 

答えは、約100兆円です。
地球の約67周分になるそうです!

 

でも、みなさんが「自分のお金」
と思っているものは、
お財布にあるお金だけでしょうか?

 

もうひとつありますよね。
多くの人は、預金通帳を持っています。
通帳には預金残高が書かれていますね。

 

預金通帳に書いてある数字も、
自分のお金ですよね。

 

日本中の預金通帳の残高を合計すると、
いくらになると思いますか?

 

答えは、約1,000兆円です!
もうイメージできないですね(笑)

 

お札の合計は、約100兆円。
通帳の預金残高は、約1,000兆円。

 

つまり、
お札の約10倍の預金残高があるのです。

 

 

そろそろ、答えにいきましょう。

 

お札をこの世に誕生させているのは、
「日銀(日本銀行)」です。

 

預金をこの世に誕生させているのは、
誰でしょうか?

 

それは「銀行」です!

 

つまり、日本中にあるお金のほとんどは、
銀行が誕生させているのです。

 

『そ、そんな、バカな・・』

 

僕は、初めてこの事実を知った時に、
衝撃を受けました。

 

でも、これは紛れもない事実です。
国会答弁で、日銀も証言しています。

 

では、銀行はどうやって、
お金を誕生させるのでしょうか?

 

銀行だけが持っている、
ある魔法を使って誕生させています。

 

「信用創造」

 

という魔法です。

 

銀行は、
誰かが預けたお金を貸していると
思いがちですが、実は違います。

 

実際に預かったお金よりも、
はるかに多くのお金を貸すことが
できるのです。

 

信用創造という魔法を使って!

 

つまり、
銀行は誰かにお金を貸すことで、
この世にお金を誕生させているのです。

 

それは、逆の立場からみたら、

誰かがお金を借りること、
誰かが借金することで、

この世にお金を誕生させています。

 

 

『お金は借金から誕生する』

 

「え~~~」と思うかも知れません。
でも、これが世界中で行われている、
お金の誕生の秘密です。

 

借金はよくない!というのは、
この世にお金を誕生させるのはよくない、
ということにもなってしまいます。

 

借金はよくないと決めつけてしまうと、
現実のお金のしくみそのものが、
見えなくなってしまいます。

 

だからと言って、
借金はすべていいもの、
と言っている訳ではありません。

 

すべてのものごとには、
プラスとマイナスの両面があります。
その時の状況で、
プラスにもマイナスにもなります。

 

一般的に、よいもの、よくないものと
思われているものを、
そのように決めつけてしまうのではなく、

 

『本当にそうなの?』
と自分で考えてみることが
大事ではないでしょうか。

 

東京大学の名誉教授、佐伯ゆたか先生も、
次のように言っています。

 

『学びとは、
 本当だとされていることを学ぶのではなくて、
 何が本当なのかを問うこと、
 問い続けることにある』

 

 

ものごとをいろいろな角度から見て、
本当の姿を知ることが、

 

自分の生活はもちろん、国全体の生活も
幸せにしていくことに繋がっていくと
思うのです☆

 

☆夏休み企画①(7/31・8/4開催)
『そのお金の常識ってホント?』【こども向け】オンライン講座

※概ね小学4年生~中学生がメインです。
参加者のみなさんと一緒に考えていく授業になります。

詳細は↓をご覧ください。

https://lifeworkpress.jp/moneycriticalthinking/

 

興味とタイミングの合う方と
お会いできることを
楽しみにしていますね^^

 

今回もお読みいただきまして、
ありがとうございます♪

Follow me!

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です

CAPTCHA


このサイトはスパムを低減するために Akismet を使っています。コメントデータの処理方法の詳細はこちらをご覧ください