「こどものお金の学校」なのに、親子向けな訳!
こどものお金の学校という名前なのに、
「あれっ、こども向けじゃないの?」
と思われる方もいらっしゃるかもしれません。
開校初年度の2018年、こども向けではなくて、
親子向け(親だけ、これから親になる人も参加可能)
にした訳をお伝えします。
理由は、3つあります。
1つ目は、
「親自身が学びたいというリクエストが多かった」
からです。
親御さんとの会話の中で、
「親の自分が知らないと、こどもに伝えられないので、
まずは、自分自身が学びたい」
という話をよく聞きました。
お金の教育って、学校でもしませんので、
学ぶ機会って、ほとんどの人がなかったと思います。
もちろん、僕自身もありませんでしたので、
税理士、財団法人の役員、会社の社外CFO、キャッシュフローコーチの仕事をし、
和仁達也さん、本田健さんといった方から、お金について学ぶことで、
20年間かけて、自分なりに、積み上げてきました。
親御さん自身が、まず学びたいという姿勢は、とっても素晴らしいですし、
そういったニーズに対して、何らかのサポートからできたらという想いも
ありましたので、最初は、親も参加できるかたちにしました。
2つ目は、
「親子のコミュニケーションのきっかけのため」
です。
こどものお金の学校では、お金の教育を一番には考えていません。
お金の知恵や知識は、もちろんあった方がいいのですが、
すぐに身につくものではありませんし、
特に、知識は、自分で必要と感じた時に学んだ方がいいと思います。
また、こどもの時は、実際にお金に触れる機会は少ないので、
大人になって、自分でお金を稼ぎ・使うようになってから、
実践のなかで、試行錯誤しながら身についていくものです。
こどもたちが大人になった時に、
「そういえば、お金の学校で、こんなことやったな~」
と思い出してもらえたら、その時に、必ず何らかの
お役に立てるものにはなると思っています。
家族のキャッシュフローコーチングをさせていただいた親御さんから、
「長男と、普段はできなかったお金と人生について話すことができて、
お互いに理解し合うきっかけになった。家族共通の目標とか、
こうしていこうねという夢を共有できたことが大きかった。」
という感想をいただきました。
お金やこれからの人生について、家族同士で話したいと思っても、
実際に話すのが難しいのが現状ではないでしょうか。
親子で参加できる場をつくることで、お金や人生について、
話すきっかけになってもらえるといいなと思っています。
3つ目は、
「親御さんにお金について、関心興味を持って欲しい」
からです。
すべての場合とは言いませんが、
お金に関心興味を持っているこどもたちは、
親もお金に関心興味を持っている人が多いと感じています。
親と子は、別々の一人の人間ですが、
こどもは親からたくさんの影響を受けています。
親がこどもに、
「将来、好きなことをして、お金に困らない人生を送って欲しい」
と願っていたとしても、
親自身がお金に関心興味がなく、好きなことをしていない、のであれば、
いくら願っていても、こどもに伝わるのは難しいのではないでしょうか。
例えば、人と人の場合でも、相手のことを意識したり、関心興味があるから、
関係性が出来てくるのであって、その人にまったく関心がなければ、
関係性はうまれてきません。
お金も同じだと思います。お金について、関心興味を持たなければ、
お金との関係性が作れません。
そういう僕も、20代後半まで、お金に対して、まったくの無関心でした。
「なんとなくお金はもらえるもので、なんとなく使っていても、
なんとかなる・・・」
そんな感じでした。
いや、ここまでも感じていなかったかも知れません。
そういう時は、自分の人生も他人まかせで、
真剣に考えていませんでした。
「人生このままではやばい!」
そう思い始めてから、少しづつお金にも関心興味を持っていきました。
こんなにも、毎日身近にいる、お金さんたちは、
「もっと、私のことを、ちゃんと見て!」
と思っているかもしれません^^
ですので、まずは、親御さんにお金に関心興味を持っていただき、
「お金と友だちになる」ところから始めていくことが、
こどもにとっても、親にとっても必要なことだと思っています♪
基礎編のプログラム(https://lifeworkpress.jp/oyakomuke/)
では、
親も一緒に考え楽しめる内容にしていきますので、
ご興味とタイミングの合う方と、
一緒に学んでいけたら嬉しいです^^
長文、お読みいただきまして、ありがとうございます☆