確定申告6つのあるある!?
税金に関する投稿をすることはめったにありませんが、
確定申告期間に入りましたので、
1年に1回くらい?は、税理士としての投稿をしようと思います(笑)
確定申告6つのあるある!?
ということで、
こんなところ見落としていませんか~
というものを書いてみます。
➀株の売却損の申告をしていない
「わ~、株で損した・・><」という方、
儲かってないし、確定申告する必要ないだろうと思いますよね。
株で儲かっても、損しても、源泉分離課税と言って、
確定申告をする必要はないのですが、
あえて、売却損の申告をすることで、
翌年から3年間、売却益が出た時に、損と益を相殺できるんです!
もしやっていない人がいたら、申告することをおススメします。
②株の配当は申告しない
上場企業の配当も通常は源泉分離課税ですので、申告する必要はないのですが、
あえて、申告することで、配当の儲けと、株の売却損を相殺できたり、
配当控除というものを使って、税金が安くなる場合もあります。
実は配当は裏技が多いのです!
申告した方が有利かどうかは、ケースバイケースですので、
関心がある方は、専門家に聞いてみてくださいね。
③住宅ローン控除は家を買った時だけ
住宅ローン控除は、家を買った場合だけだよね!
と思うかもしれませんが、
中古で買った場合はもちろん、
バリアフリーの改修工事、省エネ改修工事、
多世代同居改修工事、耐震改修工事、
などの場合にも適用できる場合があります。
また、一定の認定住宅を新築した場合には、
ローンがなくても、税金を控除できる場合もあります。
④年末調整をしないままでいる
途中で退職した人は、会社で年末調整をしていません。
毎月引かれている源泉所得税は、少し割高に引かれていることもありますので、
年末調整することで、むしろ、税金が一部戻ってくる可能性がありますよ。
⑤退職金から税金が引かれている
会社を辞めて退職金をもらった時に、
ほとんどの場合、税金が発生していないことが多いのですが、
時々、発生していることがあります。
これも、確定申告で一部戻ってくる可能性がありますので、
退職金の源泉徴収票を確認してみてくださいね。
⑥医療費の集計って面倒
医療費の領収書の集計って、とっても面倒ですよね。
平成29年度の税制改正で、医療費の領収書に代えて、
「医療費の明細書」または、
健保協会などから送られてくる「医療費通知書」(医療費のお知らせ)
を添付することになりました。
集計は楽になると思いますので、10万円を超えそうな方は、
検討してみてはいかがでしょうか。
以上、6つのあるある!?を書きました。
詳しくは書ききれませんので、興味のある方は、
お近くの税理士さんや税務署に相談してみてください。
もちろん、僕の方でも大丈夫ですよ!
確定申告期限まで、あと約1ヶ月、
憂鬱な方が多いかと思いますが(笑)
確定申告が必要な方は、一緒に頑張りましょう^^
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