「好きの搾取」されていませんか!
「逃げ恥」は、2016年にドラマ化され、大ヒットしましたね!
大ヒットした要因は、新しいパートナーシップのかたちを描き、
ムズキュンだったり、恋ダンスだったり、ガッキーの可愛さだったり、
と、いろいろな要因が組み合わさった結果だと思います。
僕は、なかでも、「お金とパートナーシップ」が絡んでいたからこそ、
面白かったんじゃないかなと思うのです!
『「逃げ恥」にみる結婚の経済学』という、
白河桃子さん、是枝俊吾さんがかかれた本があって、
読んでみたのですが、この本もめちゃくちゃおもしろかったです!
ドラマでは、家事代行から始まり、契約結婚をして、
ひらまさが、世にいう結婚をしようと提案した時に、
みくりが言った言葉が、
「好きの搾取」
という言葉でした。
この本のなかでは、具体的に、
・専業主婦の労働対価(給与)
・いくら以下なら好きの搾取をされているか
などの計算方法が、
実際のドラマから想定される数字を使って書かれています。
詳しい計算方法は省略しますが、
本のなかでは、
みくりの家事に対する給料は、19.4万円/月と計算され、
夫の年収を逆算して考えていくと、
夫の年収が600万円未満なら、専業主婦は、
好きの搾取をされているということ。
みなさん、どう感じますか?
しかし、この例は、こどもがいない人の場合です。
こどもが生まれて、家事に育児が加わった場合、
本のなかでは、みくりの給料は、37万円/月になって、
夫の年収を逆算して考えていくと、
夫の年収が1,250万円未満なら、専業主婦は、
好きの搾取をされているということ。
こうなってくると、ほとんどの家庭で、
好きの搾取が行われていることになりますよね。
会社で考えれば、ブラック企業になってしまいます(笑)
この本にも書いてありますが、
逃げ恥は、
「家庭内の労働の価値を見える化」
したものなのです。
「見える化」するって、とても大切なことです。
そのためには、話し合うというプロセスが必要になりますね。
みなさんの家庭のお金は見える化できていますか?
まずは、そこから始めてみてはいかがでしょうか。
お金を見える化することは、お金が見える化できるだけではなく、
自分たちの生き方だったり、家族の大切なものだったり、
そういうところまで、繋がっていきます♪
昨年、ある家族のお金を見える化する、
キャッシュフローコンサルティングをさせていただきました。
受けていただいた、ご家族の感想が載っていますので、
もしご興味がある方は、こちらもご覧くださいね☆
https://lifeworkpress.jp/koe/oyakonokoe/
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