聴くということ④(アドバイスしない)
僕が話を聴くうえで大切にしていることの3つめは、「アドバイスしない」ことです。
アドバイスしないって、ものすごく難しいことです・・実は僕も無意識にしちゃっています。人の話を聴くと何か言いたくなってしまうのは、ごく普通のことだし、会話はキャッチボールなので、投げ返さないと続きません。それが時々、必要としていないアドバイスになっている時があります。
話をする人は、ただ話を聴いて欲しかっただけで、アドバイスを必要としていない場合があります。聴き手から必要としていないアドバイスをされて、傷ついたという経験がある人は結構いると思います。僕もそういう経験がありますし、逆に傷つけてしまったこともあります。
アドバイスには、単純に相手によかれと思って言っている場合と、自分の都合のいいように変わって欲しいと思って言っていることがありますね。
ただ聴いて欲しいと思っている場合には、どちらのアドバイスも不要で、心底よかれと思って言ったことでも、自分が否定されたように捉えてしまいます。話し手にとって、そこは、安心安全な場所でなくなってしまいます。もちろん、アドバイスが欲しいという場合に、アドバイスしてあげるのはいいことですよね。
話を聴く時に、最初に、今日はただ聴いて欲しいのか、アドバイスが欲しいのかを、お互いに確認して明確にしておくと、トラブルもなくなるのかなと思いますね^^
次回は大切にしていることの4つめを書きます♪